無能な上司にウンザリしているあなた!
そんな相手に振り回されないように労働環境を改善しませんか?
今やどこにでもいるであろう「無能な上司」ですが、そんな上司をまともに相手にしていると部下は潰れてしまいます。
あなたの将来をも潰されかねない相手には、まともに従いつづける必要はありません。
この記事では「無能な上司に対してあなたがとるべき行動」を紹介しています。
この記事でわかること
- 無能な上司の特徴
- 上司が無能なときの対処法
- 労働環境の改善方法
この記事の目次
上司が無能だと部下が潰れる|回避せよ
新卒や20代など若い会社員に多く見られるのが、ストレスによって体に不調をきたす症状。
この多くは慣れない社会でのストレスが原因とされますが、快適な労働環境を整えられていない会社側にも責任があるケースも少なくないのではないかと考えられます。
その中でもタチの悪いのが上司が無能な場合です。
その根源は会社にもあり、知らない、もしくは気づいているけど放置している、このことに問題があります。
そのため無能な上司の元で働く部下は、誰にも守られることもなく潰されていってしまうのが現実です。
上司に限らず人間関係の悩み
無能な上司の8つの特徴
上司というのは、責任感があり、尊敬される人間、そんな人がなるものだという理想があります。
しかし現実はそうではなく、“無能”と称される上司も世間には少なくありません。
無能な上司の特徴
- 自分の利益を最優先させる
- 価値観が古く新しいものを取り入れない
- 情報を伝達する能力・意識にかける
- 知識が不足しても自覚せず学習しない
- 失敗を人のせいにして手柄は横取りする
- 発言に一貫性がなくブレる
- 部下のモチベーションを下げる言動
- 自分の立場を守ることに注力する
挙げ始めたらキリがありませんが、ギュッとまとめて上記の8つで表現させていただきました。
これら8つの特徴を深掘りします。
自分の利益を最優先させる
このひとつでも完結してしまいそうですが、まず最優先させるのは自分です。
面倒な業務や、嫌な残業など、みんなが嫌がるようなことを避けるように、権力を駆使して仕組み作りをする。
何事も不利益にならないようにするものです。
価値観が古く新しいものを取り入れない
無能な上司は価値観が古いままとまってしまいます。
インターネットを始めとしたあらゆる機器や情報が新しくなるなかで、自分の今の技量で扱えないものに関しては排除する傾向にあります。
メールが便利であってもFAXしか使わなかったり、スマホのLINEやチャットアプリでの連携が便利でもガラケーしか使えなかったり、便利なものに対しても何らかの難癖をつけて否定しつづけます。
情報を伝達する能力・意識にかける
必要な業務連絡に関しても、情報を伝える能力にかけて連絡漏れや伝達ミスを起こしがちです。
これは能力が劣る場合もそうですが、仕事に対する意識が欠如しているケースが多いのでないかと感じます。
上司としての役割を業務上で果たせていないのが明らかな特徴です。
知識が不足しても自覚せず学習しない
価値観が古いことにも通ずるものがありますが、仕事や生活の面で知らないことがあっても学習をしません。
人から物事を教わるということを嫌い、知ったかぶりや否定をすることしか能がないのです。
それを自覚もせずに立場が悪くなると権力をかざす。そんな無能が社会のあちこちで見られます。
失敗を人のせいにして手柄は横取りする
当然上司という立場では、部下の仕事の責任は常について回るものです。
それを全うできないのが無能の象徴です。
それどころか、自分の失敗を他人のせいにしたり、部下の手柄を横取りしたりと、あからさまに不愉快な立ち回りをみせます。
このケースは周りからみても無能に映るため、有能な経営者であればそこは見抜いている可能性は高いです。
発言に一貫性がなくブレる
無能は自らの発言には責任を持ちません。
人に流されて意見をコロコロ変えたり、権力者の言葉に右往左往したりと「長いものには巻かれろ」の精神が顕著にあらわれています。
また、部下に指示した業務の内容でも、それが失敗に通じたとしたら「そんなこと言ってない」などと言い、責任逃れのために逃げ回るでしょう。
部下のモチベーションを下げる言動
上司が無能だと部下はやる気を失います。
長々とムダに説教をしたり、それを周囲に見えるところで公開するようにしたり、そんなことで無能は優越感を感じたりします。
飲み会の場においても同様で、同じ話を何回もしたり、嫌がっていても強要したり、ムダに部下の時間を奪います。
満足しているのは自分だけということに気づかずに、部下を犠牲にして自己満足にひたるのです。
自分の立場を守ることに注力する
すべてがここに集結するような無能ですが、とにかく自分の立場が危うくなることを嫌います。
理想の上司はというと、普段は影から部下を見守り、必要な時には最前線に立って自分が盾になるものです。
もちろん無能はそんなことしません。
自分の立場が保たれて、少しでも波風が立たないような立ち回りを考えるでしょう。
場合によっては部下を生贄に差し出すことさえ惜しまないでしょう。
上司が無能な場合の対処法
あなたの精神がまだ保たれているかを心配しながらも、上司が無能な場合の対処法を紹介します。
上司が無能なときの対処法
- 上司が逆らえない人を味方につける
- 負けないように強気で正論をぶつける
- 転職して新しい環境へ切り替える
場合によってはあなたの立場を危うくしてしまいそうな方法もありますが、現状を打破するために必要なのであれば行動あるのみです。
上司が逆らえない人を味方につける
この方法が出来るのであれば最善策と言えるでしょう。
無能な上司が逆らえない立場の人、つまり経営者などを味方につけて現状を相談するのです。
特にお近づきになる必要はなく、その人(経営者)が無能でなければあなたが言っている正論を理解してくれるでしょう。
しかし気をつけたいのはその人(経営者)も無能だった場合です。
「ガマンしろ」とか「しょうがない」とか、そうして現実を知ろうとせずに諭すのは、相談に乗って物事を解決するのを面倒臭がっている証拠です。そう感じたらもうその会社は危険な状態と言えるでしょう。
負けないように強気で正論をぶつける
これはあなたの将来にもプラスになる可能性があります。
自分の主張を上司に対しても言えることは、大きな評価点となります。
もちろん言い方や態度も見られているため、怒りをそのままぶつけるようなやり方ではいけません。
注意したいのは、二人きりの場で争わないことです。同じ意見を持つ同僚や、周囲の目が届く場で話をすることです。
公開することで反論されたとしてもどちらが正論を言っているのか明らかになり、無能上司が有利になる隙をあたえずに話を進められるでしょう。
転職して新しい環境へ切り替える
あなたがその会社にこだわる必要がないのなら、新しい環境へ移るのも得策です。
転職するには勇気がいりますが、あなたの働きやすい環境を手にするためや、収入面でのキャリアアップにも効果的な方法です。
・無能な上司と一緒に仕事したくない。
・昇給の期待もあまりできそうにない。
・この会社に居る意味がなくなったかな。
すでにそう感じていたらムダな時間のはじまりです。キャリアアップのために行動をはじめましょう。
じっくり慎重にあなたに合う環境の転職先を探しましょう。
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まとめ:転職できる余裕を持つことが大切
転職はあくまで一つの手段ですが、それくらいの余裕を心に持っておくことが大切です。
その理由は、自分の身体や精神を壊してしまう前に行動できる準備をするためです。
どこにも逃げる場所がない状態では、上司が無能で最悪の労働環境であっても、自分を追い込んでしまう危険があります。
あなたの未来を奪われないためにも、あなた自身が余裕のある状態で居続けてください。