会社の不満・愚痴 転職ノウハウ

給料が上がらない!会社へ交渉するも良し転職でキャリアアップも良し

07/08/2019

今の給料に不満を感じている方は必見!

この記事を書く私は会社で人事や管理を担当していて、会社側の意見も従業員側の意見も理解して、多くの従業員の給料事情について相談に乗ってきました。

その経験から「給料が上がらない」という悩みを持つあなたが、この先どんな道を歩んでいけばいいのかをサポートできたら幸いです。

あなたがもし今の給料に不満があってどうするべきか悩んでいるのなら、いくつかの選択肢の中から最善の手段を選択するため、ひとつの参考にしてもらえると嬉しいです。

この記事でわかること

  • 給料が上がらない原因
  • 給料を上げるためには交渉を
  • 給料を上げるために転職という手段

この記事の目次

給料が上がらない!その原因とは?

勤め人であれば誰しもが感じるであろう給料の悩み。

給料が上がらないことには原因があるわけです。

給料が上がらない原因

  • 会社の経営状況が正常ではない
  • あなたの能力が評価に値しない
  • 経営者(決裁者)が無能だから

大きな理由としてはこの3つです。

給料は自動的に上がるものではありませんので、あなたか会社かのどちらかがアクションを起こさないと変動することはありません。

ここで挙げた3つの原因について解説します。

給料の未払いがあったらこちら

会社の経営状況が正常ではない

そもそもの原因ですが、給料が上がらないのは会社の経営に余裕がない場合が多くあります。

「会社経営」というのは、従業員全員を見込んで行われるもので、それが10人だろうと100人だろう経営者は平等に扱うものが通常です。

そこで一人の給料を上げることを想定した場合、従業員の一定数以上を同時に昇給することまで考える必要があり、一人あたりの昇給額は数千円〜数万円だとしても、会社としては数十万円〜数百万、大企業では数千万規模の人件費が上がる計算になります。

会社にとって従業員の給料を上げるのは一大事で、そんな大改革を行える会社の経営状況は正常な場合でないと難しいでしょう。

あなたの能力が評価に値しない

これは“あなた”のことを知らない私が、大変な失礼を承知で書かせていただいていますのでご了承願います。

給料というのは、労働の対価として会社から従業員に対して支払われるもので、あなたの能力が会社にとって必要なものでなければ、評価として形にはなりにくいものです。

もちろん最低賃金は設定されていて、最低限の保証はされているものの昇給の期待は薄くなるでしょう。

しかし、もし就業規則・労働契約で昇給がある旨の規定があるのなら、給料が上がらない状態は違法である可能性もあります。

経営者(責任者)が無能だから

ここでは「無能」という言葉を使って表現させていただきますが、つまりは責任のある者が仕事をひとつ放棄している状態をあらわしています。

どういうことかと言うと、

ポイント

  1. 従業員のモチベーションの維持
  2. 生活環境の変化を把握
  3. 仕事に対する評価を形にすること

この3つが経営者には必要だと私は考えています。

このあたりが粗末にされている会社では、給料に納得できないことを含めた従業員の充実度は低く、退職者が多く出るでしょう。

会社というのは離職率を減らし、従業員を固定化させ、求人広告費を抑えることが、経営の効率化です。

まずは既存の従業員のモチベーションを維持することを重要視しなければなりません。

それを正常に行えていないのであれば、それは経営者や決裁者、つまり責任者が“無能”であるということが言えます。

>> 上司が無能だと部下が潰れる|8つの特徴と対処法で労働環境を改善へ

給料が上がらないなら交渉や転職も視野に

会社に勤めている方の多くは給料に不満を持っているかもしれません。

職種・業種・企業によっては一年に一回の昇給が約束されていたり、そのための査定があったりと昇給の希望が目に見えるケースもあります。

一方で、長期間昇給がないケースや、給料が一度も上がったことがないケースもあるでしょう。

そんなお給料事情ですが、実際に自分の身に起きた時にどうしたらいいのか?

給料が上がらない時の対策

  • 給料を上げてもらえる要素を探る
  • 今の給料に生活レベルを合わせる
  • 副業などで他の収入源を作る
  • 直接会社へ昇給の交渉をする
  • 退職・転職してキャリアアップを目指す

給料を上げてもらえる要素を探る

会社が従業員の給料を上げるには、なんかしらの評価点を設定しているケースがあります。

・経験年数による昇給
・実績を評価による昇給
・役職につくことによる昇給
・部下の教育をすることによる昇給
などなど、会社によってさまざまです。

同僚や先輩に聞いてみたり、上司や会社へ確認してみるのもいいでしょう。

そんな話をされた側はやる気を感じられますし、モチベーションアップのために評価ポイントを教えておくのも教育・経営のひとつのあり方で、話を切り出したあなたの印象は決して悪くはならないはずです。

今の給料に生活レベルを合わせる

これは半ばあきらめてしまうようにも感じますが、所得に応じた生活レベルに合わせることも大切です。

しかし、高所得になったからといって生活レベルを極端に上げてしまう人がいますが、それは後に自分の首を締めることにもつながりかねないためおすすめできません。

あくまで生活の基盤は所得を前提につくることがなによりも重要で、「給料が上がらないから生活できない」なんてことはないようにしましょう。

副業などで他の収入源を作る

時間が必要になる副業、この方法を出来る人は限られるかもしれませんが、会社の給料に依存しすぎないこともとても大切です。

もし副業である程度の収入を確保できていれば、会社での昇給は目指さずに現状維持のままでも他のことに使える時間を優先させればいいのです。

しかしデメリットとしては、どんな副業を選んだとしても身体的・精神的・時間的な負担は大きく増えてしまうということ。

それを負担と感じずに出来る種類の副業を選択すれば、すべてが上手く回る可能性は十分にあります。

直接会社へ昇給の交渉をする

最も意義のある方法は、やはり直談判です。

もちろん交渉材料となるような仕事・業務をしている必要がありますが、自信があるのなら上司や経営者へ交渉してみましょう。

会社としては、実績を上げている従業員を手放すのは痛手になりますので、昇給によって引き止められるのならその方法を選択することも十分あり得るでしょう。

退職・転職してキャリアアップを目指す

今の会社にこだわる必要がないのなら、退職・転職する方法もおすすめです。

あなたが考えている以上に、あなたの能力を評価してくれる企業はあるかもしれません。

そう、転職にはキャリアアップを目指せる可能性が大きく広がっています。

環境を変えることはとても勇気のいることですが、これも給料を上げるための手段のひとつです。

給料を上げるための交渉術

給料を上げてほしいのなら、その旨の希望を伝えなければなりません。

その時の交渉の仕方によって、どんな結果が生まれるのかを左右する可能性もあります。

あなたと上司や経営者がどんな関係性であるかはわかりませんので、一概には言えませんが、まず注意しなければいけないのは、あなたが優位に立って話をしないことです。

心のゆとりは必要ですが、上から目線で話をしては人間性を疑われてしまい逆に評価を落としかねません。

給料の交渉の話ではあなたの希望をすべて飲むわけには行かずに、会社としての威厳を保とうとします

あなたの主張が的確でもっともなものだとしても、会社としては下手に出るわけにはいかないものです。

絶対にケンカ腰での交渉はNGです。

あくまで会社側の威厳を保たせてあげるように、お願いをするように丁寧に話を進めることが大切です。

相手方に会社として「ここまで歩み寄ってあげた」と思わせることが狙いです。

給料の希望額を聞かれたら?

給料の交渉の場で、希望する金額を聞かれるのはほぼ間違いないでしょう。

その時の回答としての正解は、現実的な昇給額を少し上回る金額です。

あまりに低い金額を伝えてしまうと、その金額で満足するのだと思われてしまい、逆に高すぎる希望額を伝えた場合には、会社としてはその給料を払ってまで必要な人材であるかをはかりにかけて考えはじめます。

間違った交渉で立場が悪くなってしまうと、評価を落としたまま現状維持か、異動や退職する方向へと扱われてしまう状況も考えられます。

転職を視野に入れた交渉

給料の交渉には前述した場合とは状況が異なるケースがあります。

それは、転職を視野に入れて交渉に臨むケースです。

この場合には、現実的ではなくても希望する給与額より上回る金額を提示しましょう。

必要な人材である従業員が転職をチラつかせて交渉したら、会社側としては歩み寄るものです。

多少無理のある金額だとしても、待遇を良くして留まらせたいと思うのが通常です。自分の仕事ぶりに自信があり、転職もいとわないのであれば、強気な提示額で交渉しましょう。

転職によるキャリアアップで給料を上げろ

今の会社に留まる必要性がないのなら、転職でキャリアアップを目指すのも効率的です。

キャリアアップを目指す転職に効果的な方法として、軸をずらしていく方法があります。

「軸をずらす」とは、全くの同業種ではなく、関連性のある他業種への転職がおすすめです。

その理由はというと、今の会社でやっている“当たり前”の仕事が、違う視点から見るととても評価されることがあるからです。

簡単な例としては、
バス会社に勤める運転手が幼稚園の送迎バスの運転手】へ転職した場合です。

バス会社では全員がバスを運転できるため普通のことですが、幼稚園ではバスを運転できる人材が貴重になり高く評価されます。

こういった自分の強みを軸として、転職先で評価を得るようにすると効果的です。

転職は決して悪いことじゃない

そこで気になるのは世間での“転職”のイメージ、実は職を転々とすることは悪いものと捉えられがちなのです。

しかし、今の能力が活かせて、さらに知識量も増える可能性を秘めている転職は、決してマイナスなことではありません。

むしろ転職するたびにキャリアアップしている方もいるくらいです。

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